【目指せFIRE】仕事つらい手取り18万円32歳が、投資で稼いで早期退職目指すブログ

こんにちは、きりんです。哲学・詩・瞑想などが好きな超絶内向型人間。基本人に話しかけるのが恐い。組織で働くの辛すぎて、早く仕事を辞めて半隠遁生活を送りたい。そんな不純な動機から投資で稼いで、早期退職を目指します。

2021-01-01から1年間の記事一覧

〈ことばの瞑想〉のやり方

〈ことばの瞑想〉 〈言葉の瞑想〉の手順 meditation 瞑想と言っても様々な方法が存在します。近年は宗教的な要素を脱色し、ビジネス界隈でも「マインドフルネス瞑想」などと瞑想が巷によく知られるようになりました。「マインドフルネス」という言葉の出どこ…

もののもの言わぬ声

水に浮く花 みづのなかに うかべる花 こゑをはなてり 大手拓次『大手拓次詩集』原子朗編、岩波文庫、p.324 花、わたしは、一輪の小さな花をイメージする。可憐で素朴な白い花が一本だけ、静かに浮かんでいる。その姿が、ハッと目に飛び込んだ瞬間が、「こゑ…

直観を実らせるには

〈直観〉あるいは〈閃き〉は、ある種の到来として経験される。 それはにおいと同じだ。 どこかからやってきて、痕跡を残すことなく立ち消える。 それは地に足がついていない。 「単なる思い付き」だから。現実が吟味されず無責任でもある。 しかし、直観は現…

問う=探し求めるということは

友人の斎藤君と、神戸の阪急三宮駅で待ち合わせしているとします。数年ぶりの再会だからとても楽しみな気持ちで、改札を出てあたりをきょろきょろしながら、人ごみの中から彼を探し求めます。 「問うとはすべて探し求めることです。探し求めることはすべて、…

他者の応答によるわたしの被規定的世界内定位

ちかごろ、自己の二重性の問題を考えています。 1、世界の内部に属する存在としての、自己。2、もう一つは、世界の開けとしての、自己。 1については、通常の自分というものの理解です。つまり、ここにコップがあり、コップは机の上においてあり、そこに…

(メモ)

大地を否定する翼は、着陸することもなければ離陸することもない。ゆえに、大地からの解放・飛翔の自由を知らぬまま、ただ宙を漂流する。大地を肯定しそれを蹴る者のみが飛翔の歓びを得る。 際限なく事物の相対性のみを説く教説は、重力の必然を知らない翼と…

ルオーの道化師

ルオーは言ったそうです、私たちは多かれ少なかれ、みな道化師なのだと。 そう、わたしたちの間に彼を見たことはなかったか。わたしはイエスと答えます。

死んだらどうなるのか考えてよく寝付けなかった話

小さなころ、ふとんの中で考えて寝つけなかったのを覚えています。「死んだらどうなるのだろう?」。考えれば考えるほど、そのわからなさに体がむずむずしてきます。もどかしさが大きくなってどうしようもなくなっては、自分に言い聞かせていました。「考え…

いと惜しさについて。先生へ

先生 こんにちは。ご無沙汰しておりました。だんだんと日がのびてくるのを感じ、春の気配を先取りして喜んでいる日々です。が、あいにく今日はみぞれのような雪。先生におかれましても、足元も悪いのでおきをつけくださいますよう。 さて、先日「愛おしい」…

雪の香りのように微かでも

バスを待つ。雪戴く木々にさえずる鳥の声を聴く。四十雀のフォルムと色調は、冬の枯れ枝と淡い青空によく映えていた。 わたしが幸福を実感するのは、物質的条件や人々の評(価/判)の追求においてではない。すでに与えられている生きているというよろこびを…

河伯さん海に出会う

このところ、『荘子』という古代中国の書物を読んでいます。 今から、2000年以上も昔に書かれたようですから、大変古い本です。はじめて読むのに、なんだか懐かしいような。夜寝る前に、パンをちぎってひとかみひとかみ食べるように、ちょっとずつ読んでいま…

呼吸、常に新しき訪れ。

呼吸、常に新しき訪れ。 平らかなる光に照らされる風。 呼吸、常に新しき訪れ。 円かなる大地に育まれる花。