【目指せFIRE】仕事つらい手取り18万円32歳が、投資で稼いで早期退職目指すブログ

こんにちは、きりんです。哲学・詩・瞑想などが好きな超絶内向型人間。基本人に話しかけるのが恐い。組織で働くの辛すぎて、早く仕事を辞めて半隠遁生活を送りたい。そんな不純な動機から投資で稼いで、早期退職を目指します。

西村佳哲『自分の仕事をつくる』

西村佳哲『自分の仕事をつくる』

副業のことを考えるために、読む。

副業、そしていつか独立して本業に、と。

 

「無理だろうそんなこと、非現実的な。そんなこと思っていると知られるだけでも恥ずかしい」

 

と自分の中の声が聞こえる。

その声は正しいのかもしれない。でも今はその声を無視したい。

 

以下は、この本を読んでの覚書。

さてこの本は、著者が、さまざまな働き方をしている世界中の人物にインタビューして、「仕事をする」ことについて考察を付している。主に、物を「つくる」という仕事の話が多かった。雑誌とか、パンとか、家具とか、建物とか…。

 

しかし、「つくる」というのは物ばかりでなく、仕事それ自体も様々な仕方で「つくる」ことができるのだな、と知る。世界には、いろいろな仕事の仕方がある。老人ホームを作る人の話が紹介されていたが、設計に先立って、相当な数の、世界中の老人ホームに訪問し、そこにある設備を自ら使って一時生活する、という体験をした、というエピソード。

 

「老人ホームを作る」際、「老人ホーム」というコンテンツは同じだったとしても、それを「どのようにして」作るか。それが変われば自ずと、作られるコンテンツのクオリティも変わってくる。

 

そして「どのようにして」という仕事の「仕方」の部分。その「仕事の仕方」というものも、デザイン可能だし、「作る」ということが可能なのだということ。

 

覚えておきたいと思ったのは、

・仕事をするにあたって、自分を疎外しないということ。自分を大事にする仕事の仕方をする。

・自分の生活の延長線上から、ものを作っていくこと。

・自分と言う個別的な存在の必要性を見つめていくことで、自分を越えた普遍的なニーズに触れることができるかもしれない。そこから生まれたものは、自分だけでなく他者にも役に立つものになるかもしれない。

・人は「仕事」を通して何かを「つくる」。「自分の仕事をつくる」というのは、メタ的な「仕事」である。

・「仕事は自分をつくり、自分を社会の中に位置づける」メディアだとするなら、「仕事をつくる」ということは、人の中につながろうとすることなのだと思う。自分も、相手も、疎外しない仕事を作りたい。大切なのは、生きた人間である。